鈴木紗理奈 水原容疑者には「寄り添う気になれない」 依存症専門家と激論交わす

 タレントの鈴木紗理奈が16日、火曜コメンテーターを務める、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO! Smile~」に出演。ドジャース・大谷翔平選手の元通訳で、銀行詐欺容疑で米連邦検察に訴追された水原一平容疑者について言及し、「寄り添う気にならない」と突き放した見方を示した。

 番組では「ギャンブル依存症問題を考える会」代表の田中紀子氏が電話出演し、自らをギャンブル依存症だとしている水原容疑者の状況について議論。「本当に典型的な依存症のパターンだと思います。なかなかご理解いただけないと思うんですけれども、あそこの段階にいくまでにずっと苦悩もあったと思うんですね。ご自身も借金だらけになっていたり、生活費も渡せなくなっていたりという現実があると思います」と私見を語り、「最後の最後、バレたところだけを見ると、末期症状ですよね。皆さんには極悪人のように見えてるかもしれませんけど、あれが依存症が進行してしまった末期の症状だと私たちは思っています」と話した。

 これに鈴木は「私は大谷さんの方が苦しいと思うし、いろんなプレッシャーがあって、田中先生は依存症の方は苦しんでるっておっしゃるけど、私やっぱり、きれいに遊べない人には寄り添えないというか」と反論。「ギャンブルは別にあっていいと思うし、楽しくやったらいいと思うんですけど、こうやって他人に迷惑かけて、大谷さんにこんだけ迷惑かかって、(水原容疑者に)寄り添える気になれないというか、大谷さんに寄り添いたいなと。どっちに寄り添うって事は決めなくていい、両方に寄り添えばいいんでしょうけど、何かふに落ちないというか」と持論を展開し、「すみません、熱くなってます」と自戒した。

 同じくコメンテーターの金子恵美氏も「依存症は依存症としてしっかり治してもらいたい」としつつ、「関係性を逆手に、好き勝手やられたことを知ったときに、大谷さんはどんな感じだったんだろうと想像しただけで、どんなにつらかったんだろうなと、大谷さんのことを思ってしまいます」と同意見を展開。田中氏は「なかなかご理解いただけないとは思いますが、私たちは寄り添っていきたいと思っています。私も依存症から回復した者として、気持ちは分かるので、責めても解決しないので」と改めて訴えた。

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