デーブ「日本がナメられてる」旧統一教会と関係の政治家の「スタンスを疑う」

 映像プロデューサーのデーブ・スペクターが26日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)について「日本がナメられてる」と指摘した。

 安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也容疑者は、母親が旧統一教会信者で多額の献金を繰り返し、生活が破綻。同団体に恨みがあり、関連団体のイベントに動画メッセージを送るなどしていた安倍氏をターゲットにしたとみられ、同教会に注目が集まっている。

 この日は安倍氏の実弟である岸信夫防衛大臣が旧統一教会と付き合いがあることを認め、選挙の際に協力を受けていたと明かした。司会のフリーアナウンサー・宮根誠司は旧統一教会について「宗教としてあるものを達成しようとしているのか、それとも日本国内において『とにかくお金を集めるんだ』ってやってるのか?」と疑問を提示。デーブは「(霊感商法などの)問題は続いているのことは事実」とした上で「具体的な見返りではなく市民権を得るためにやってる」と解説した。

 デーブは旧統一教会の収入の70%が日本からの送金であることを説明。「日本人が利用されてる」とした。教会と自民党議員らとの関係が伝えられる中で「自民党の『日本を守る』『保守的』『反共産的にやりたい』というスタンスと矛盾してるんですよ」と疑問を投げかけた。

 さらに「日本人が犠牲になってるんですよ、どう見ても。はっきり言ってナメられてるんですよ」と言葉に力を込めた。「平気で見てるのであれば、政治家としてのスタンスを疑いたくなります」と厳しく指摘した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス