関ジャニ∞横山裕 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」にドハマリ

 移動時間や仕事の合間には、いつもドラマや映画、NBAなどを見て過ごしていますが、常に新たな発見がありますよね。休日もジムへ行ったり、楽器を練習したり、自分磨きのための時間は惜しみません。

 そこで最近、ドハマリしているものがあります。この春まで放送されていたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」です。“カムカムファン”で知られる仲良しのサバンナ・高橋茂雄さんたちに勧められて、遅ればせながらカムカムデビューしました。僕も今秋から初めて朝ドラ「舞いあがれ!」に出演させていただくことになりましたし、作品から得られることが間違いなくあるだろう、と。早速、NHKオンデマンドに入って見始めたら、もうダダハマリ。朝ドラってこんなに人の心を惹きつけるんやって思いました。15分の中に起承転結が詰め込まれてる。ストーリー展開の秀逸さと、時代背景に合わせた演出のきめ細かさ。

 車や新幹線での移動中を中心に1日2話以上は見ていて、今、“ひなた編”まで突入。中でもグッと来たシーンは、オダギリジョーさん演じる錠一郎のトランペット。僕もトランペットをやっているので、体調により、うまく音が鳴らへんとか、吹けんようになることとかあるので、すごく共感した描写です。

 “安子編”では、時代背景が戦時中だったので胸が締めつけられる思いになりました。ストーリー性に加え、俳優さんたちの熱演ぶりも心が熱くなります。深津絵里さんの18歳役という設定は、違和感がないという話は聞いていたのですが、ほんまに10代の少女にしか見えなかった。“稔さん”を演じたSixTONESの松村北斗君も素晴らしすぎて。ドラマにしっかり溶け込んでいる。後輩ですけど今、松村君に会ったら緊張してしまいそう(笑)。僕も誰かとカムカム話を共有したくて、弟とか友達とか周囲に勧めています。

 朝ドラのすごみを感じる一方で、僕自身も出演者となりますが、あまり意識はしないようにしています。力を入れすぎるのは性格上、良くないなと。深く考えず撮影に臨んだ方が力を発揮できるタイプだと思っています。肩の力を抜いて、目の前のできることを全うしたいと思います。

 さて、5月9日は僕の誕生日でした。今、休養している大倉(忠義)も16日に誕生日を迎えて、「おめでとう」とメッセージを送ったら「ありがとう」と返してくれました。今は焦らず、ゆっくり休んでもらったらいい。大倉の体が一番。僕らは今、できることをしていきたいです。

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