鈴木哲夫氏 総裁選出馬3氏政策に「今さら」も、河野氏の厚労省分割は評価

 フジテレビ系「バイキングMORE」が13日、岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)、河野太郎行政改革担当相(58)が立候補を正式表明している自民党総裁選を取り上げ、ジャーナリスト・鈴木哲夫氏は「コロナ対策で皆さん挙げてることは、僕は今さらですかと思う」とバッサリ。ただ、河野氏の「厚労省分割」政策だけは高く評価した。

 番組では、3氏が表明した政策を紹介。コロナ対策については、岸田氏が「健康危機管理庁」「コロナ共存社会検討の専門家会議」創設、高市氏が「ロックダウンを可能にする法整備を検討」「軽症・中等症向け治療薬の国内生産を整備」、河野氏が「ロックダウンができるように議論」「厚労省を厚生省と労働省に分割」と打ち出している。

 鈴木氏は「コロナ対策で皆さん挙げてることは、僕は今さらですかと思う。この1年半の間になぜこういうことを自民党の中で議論して、毎日のように官邸に行ってやらなかったのか。例えば新しい『健康危機管理庁』、そういうものにしても制度設計、法整備、国会開いて、そういうのをなぜ積極的にやってこなかったのか。ここへ来て、急にこういうものがアピールとして出てくるのに、コロナ対策として非常に違和感があって今さらかと」と厳しく指摘。

 それでも、河野氏の「厚労省の分割」だけは評価。「これは今回のコロナ対策の一番の肝だと思う。いろんなことがうまくいかなかったりしたのは、やっぱりこの厚労省という組織の問題。ここを分割といったのは、かなり僕は相当のこと言ったなあという気がしていて。ワクチンやってきたからこそわかること。だから、これはありかなあと思う」と話した。

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