武田総務相7回「疑念を招く会食ない」強弁にヤジ「何を言ってるんだ」

 NTTの澤田純社長は15日の参院予算委員会に参考人として出席し、総務省幹部への接待や国会議員との会食を通じて業務上の依頼や便宜について否定した。接待問題について陳謝したが、武田良太総務相との会食の有無には正面から答えなかった。放送事業会社「東北新社」の中島信也社長も出席したが、菅義偉首相の長男正剛氏について答えに窮する場面が目立った。総務省は、幹部ら計144人を対象に接待の実態調査を実施すると発表した。

 武田良太総務相は、澤田氏との会食を問われ「国民の疑念を招くような会食に応じたことはない」との答弁を少なくとも7回繰り返した。野党は「要するに会食はあったと受け止めるのが自然。強弁すればするほど国民の信頼は失われる」と批判。武田氏は「疑念を招くような会食」が具体的に何を指すのか問われると「まさに読んで字のごとし、国民の疑念を招くことのない会食」と回答。「何を言ってるんだ」とやじが飛んだ。

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