平野啓一郎氏、大坂の人種差別抗議に違和感の日本企業に「テニスだけやっとけ、と?」

 芥川賞作家の平野啓一郎氏が12日、ツイッターに新規投稿。テニスの全米オープン女子シングルスで、人種差別への抗議を続ける大坂なおみに対し、日本のスポンサー企業から違和感を示す声があり、理解を示す海外の企業とは温度差があるという毎日新聞の記事を引用し、「なぜ彼女を人間として尊敬している人たちの方を見ないのか」と訴えた。

 大坂は米国の警察官に殺害された黒人被害者の名前を入れた黒いマスクを7枚用意して1戦ごとに着用し、7戦目となる決勝進出を果たした。記事では、日本のスポンサー企業の関係者から「企業のブランド価値が上がるかといえば別問題」「人種差別の問題と本業のテニスを一緒にするのは違うのでは」といった声が報じられた。

 平野氏は「日本のスポンサー企業関係者のコメントを読んで、気が滅入る。テニスだけやっとけ、と。なぜ彼女を人間として尊敬している人たちの方を見ないのか」と自身の思いをつづった。

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