ハミルトン氏が服毒自殺か…英国生まれの写真家、性的暴行疑惑に反論

 英国生まれの写真家、デービッド・ハミルトン氏が25日、パリの自宅で死去した。フランスのメディアが報じた。83歳。服毒自殺したとみられる。

 33年ロンドン生まれ。第2次大戦後、パリに移住し、女性誌「エル」のグラフィックデザイナー、百貨店プランタンの美術監督などを経て写真家となった。独特なソフトフォーカスの人物写真で知られ、日本でも渡辺美奈代らを撮影した写真集が出版された。最近、フランスの女性キャスターが「13歳だった約30年前、撮影中に性的暴行を受けた」と週刊誌に告白したが、ハミルトン氏は「でっち上げだ」と反論していた。

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