稲垣のラジオ、来年1月から「SMAP」の名外し継続

 文化放送が15日、都内の同局で定例社長会見を開き、12月31日をもって解散するSMAPの稲垣吾郎(42)がメーンパーソナリティーを務める「稲垣吾郎のSTOP THE SMAP」(木曜、後9・30)の、来年1月以降の放送について発表。今年末で現行の番組は終了し、タイトルを変更して3月末まで稲垣の冠番組として継続することを発表した。

 同社の三木明博社長は「本年の12月29日が最終回となって、終了します。来年1月からは稲垣吾郎さんがパーソナリティーとなって、番組名を変更して来年3月末までは放送することが決定しています」と発表。現状ではタイトルは未定だが、「SMAPという名前は使わないことになっている」と明言した。

 編成担当の長谷川実取締役は「(番組を)継続することのお知らせも時間掛かってしまいましたが、SMAPというグループの成り立ちにも関連しているので丁寧な作業になった」経緯を説明。「ファンの方も非常に期待をされていると思う。稲垣吾郎さんの番組として、3月いっぱいまでは続けていくことになった」とした。

 新番組は来年の1月5日放送開始で、放送時間は30分繰り上がり、毎週木曜日の午後9時から30分の放送となる。また、番組の内容について、長谷川取締役は「稲垣さんの『1人しゃべり』の面白さは十分にありますので、番組のスタイルは現状に近い、1人しゃべりの形になると思います」と話した。

 4月以降の番組継続に関しては、今後も調整を続けていくとし、現状では未定であるとした。また、現番組の最終回となる12月29日の放送内容に関しては「25年間続いた番組であるし、いろいろなことを話すことにはなると思う」と、SMAPの歴史や思い出について総括する内容になることを示唆した。

 同番組は、当初はSMAP全メンバーが出演する形で91年10月に始まった。現在は稲垣が個人で出演している。8月の解散発表後、9月に行われた定例会見では、来年1月以降の放送を未定と発表。続く10月の定例会見でも「先方や本人、レコード会社と話し合いをしていて一番いい形を最終的に決めたい。まだ、その段階です」と協議中であるとしていた。

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