仁支川峰子 レコ大最優秀新人賞とれず悔し 自身より下位チャートの歌手が受賞

 歌手の仁支川峰子(58)が28日、カンテレの「快傑 えみちゃんねる」(後7・00)に出演し、16歳でデビューした時にレコード大賞最優秀新人賞をとれなかったことを悔しがった。自身はチャートで1位だったのに、34位だった歌手がとったという。

 仁支川は1974年にデビュー。「あなたにあげる」が大ヒットした。仁支川は「本当にヒットして、ほとんど最優秀をいただいて。レコード大賞だけは最優秀新人賞じゃなかったんです」と振り返った。本番当日のリハーサル時において、TBSのスタッフの気配で「私、とれない」と察したという。

 実際にとることはできず、仁支川は「その時、『あなたにあげる』のベスト1が1カ月続いていたんです」とチャートの1位が長期間続いたことを訴えた。最優秀新人賞をとった歌手の順位は「34位だった」という。仁支川は不満を抱え、本番ではふてぶてしくなってしまった。「私もいけなかったんですけど」と反省の弁を述べた。

 MCの上沼恵美子が34位はだれだったのかを尋ねた。仁支川は「分からないと思う」と言いながらも告げた。放送では実名は伏せられた。上沼は「やっぱり」と述べ、「私、親しいんです。私もそれほどヒットしてないと思った」と当時を振り返った。

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