プロ棋士の頂点を争う「将棋 日本シリーズ第37回JTプロ公式戦」決勝が23日、東京都江東区の東京ビックサイトで行われ、2年連続2回目の出場となった豊島将之七段が初優勝した。
17年ぶりとなった20代同士の決勝を接戦の末、制した豊島七段は「苦しいながらも諦めなかったのが良かった。今回の優勝は非常に自信になるので、今後の励みにしたい」と落ち着いた様子で語った。
また、小学生以下を対象とした「テーブルマークこども大会」も行われた。この日、決勝に進出した子供たちは羽織・袴(はかま)を着用して対局。“将来のプロ棋士”たちが熱戦を繰り広げた。