海老蔵 麻央「必ず治る」…手術当日涙を我慢「私自身も弱った」

 乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が1日、自身のブログで手術を受けていたことを明らかにした。詳しい日時には触れていないが、「根治手術ではなく、局所コントロール、QOLのための手術です」と説明した。手術を公表した麻央に対し、海老蔵が同日夜、ブログで「必ず治る」と信じていることを伝えた。

 QOLとは、クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)の略で、医療の現場では、がんなどの重い病気にかかった患者に、精神的なストレスを軽減するための可能な治療(手術)を行うもの。海老蔵はこの日の麻央のブログをリブログする形で手術についてコメントした。

 麻央はブログで一時は手術さえも選択できない深刻な状況だったことを明かしているが、海老蔵も「今年の春頃は手術など出来る状態ではなかったのです」と明かした。

 麻央が「先日受けた」としている手術について、「根治手術ではないのですが、私は本当に心の底から手術が出来て良かったと思っています」とつづった。

 手術当日の心境について「私、ブログでは平静を装っていましたが正直あの日はダメでした。手術もとても時間がかかり、私自身も弱った日でした。」と告白。「が、なんとか手術がおわり本当によかった。本当によかった。本当によかったと思いました。執刀医の先生はわたしの人生の中で最高の手術が出来ました!との言葉。涙出そうになったけど、泣けない私がいた。本当はそんな時我慢なんかしなくていいのにさ、我慢しちゃった」と胸中を吐露した。

 そして、「麻央のブログにあるように、奇跡はこれから、これからなんです」と自らにも言い聞かせるように繰り返し、「本当に手術が出来たことも私にとっては奇跡を遥かに超えていましたが、言葉にならない、…これからが本当の奇跡を、必ず治る。必ず治ると私、バカだから本当に思っているんです。あはは笑 必ず治る。」と強く信じていることを伝えた。

 麻央はこれまでのブログで、乳がんがリンパや肺、骨にも転移していることを明かしており、この日のブログでも「手術をしたからといって、肺や骨に癌は残っており、痛みもあるので、これからが闘いです。なので、心からの喜びとまではいきません」とつづっている。

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