上野樹里、中途半端な関西弁に自ら「気持ち悪い」 兵庫県出身なのに…

舞台あいさつに登場した上野樹里(左)と藤竜也=大阪市の梅田ブルク7
舞台あいさつに登場した上野樹里(上)と藤竜也=大阪市の梅田ブルク7
舞台あいさつに登場した上野樹里(上)と藤竜也=大阪市の梅田ブルク7
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 女優の上野樹里(30)が23日、大阪市内で行われた主演映画「お父さんと伊藤さん」(10月8日公開)の試写会で舞台あいさつを行い、自身の関西弁を嘆いた。

 兵庫県出身の上野は、「わたしもうれしいし」と関西弁モードでトークを展開した。直前に「バリバリ関西弁の」お笑いコンビ・トミーズの健(57)と共演していたとあって「関西弁100%になりました」と豪語した。

 しかし、壇上では東西のイントネーションが混ざる“エセ関西弁”状態でトークを展開した。客席から微妙な笑いが起きると「丁寧語を話すと中途半端な関西弁になって…みなさん、気持ち悪いでしょうね」と苦笑い。関西人が“エセ関西弁”を毛嫌いすることを知っているだけに、自身のイントネーションに納得いかない様子だった。

 映画は20歳上の男性・伊藤さん(リリー・フランキー)と同せいする女性・彩(上野)のもとに突然、父(藤竜也)が転がり込んできたことから起きる騒動を描いている。上野は「こんな状況に遭遇するのかなと思うけど、3人のやりとりが楽しくって」と現場を振り返った。気負うことなく演技ができたようで「カットがかかってもとんかつ食べてたり。30近く(撮影時)なったからこういう役もできたのかなって思います」と等身大の役を演じたことを喜んだ。

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