小倉智昭氏、文春掲載の「資金源」証拠メールは「私の作り話だった」

 小倉智昭キャスターが8日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8時)で同日発売の週刊文春で「覚せい剤俳優との『資金源』証拠メール」と報じられたことについて、「メールは作り話だった」などとコメントし、経緯を説明した。

 小倉キャスターが週刊文春の記事について釈明するのは2週連続で「スミマセン、毎週週刊文春の記事を私事で取り上げてるんですが」と切り出しながら、自身が、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された俳優の庄司哲郎容疑者に送ったと報じられたメール送信の事実を認めた。しかし、その内容については、「こう言えば庄司に伝わるかなと思って、そこのメールにはすべて作り事を書きました」と発言。さらに「これが週刊文春に出るなんて思ってもいませんよ。週刊文春サイドから『小倉さん、メールがあるんですがこれに対して答えてください』と言われましたけど、そんなメールが残ってるとか思わないから、(記者が)自宅には来てくれましたけど、それには全く答えなかった」などと話した。

 この日発売の週刊文春では、小倉キャスターが資金援助を繰り返していたとされる庄司に送った2013年2月のメールを掲載。メールには庄司への億単位での送金額が国税庁の調査で問題になったことなどが記されていたと報じた。

 小倉キャスターは番組内で庄司容疑者との交際は深くなかったとし、雑誌の記事を読んで、「見るごとにあんなひでえやつだったんだと思ってます」と感想。自身は同容疑者の描く絵に興味があって、それに代金を支払ったことや、高名な同容疑者の父親の絵も5枚持っていること、ほかの絵を小倉キャスターが預かり月額で貸出金を支払っていたことを明かした。そして、その預かった絵20枚が贋作(がんさく)だったことが判明し、「このままじゃ駄目だから、庄司との関係を修復しないといけないなと思って、2013年に彼に『もう(送金は)やめるよ』とメールを出した」と説明した。

 続けて、「1対1のメールですから、僕は世に出ると思わないから、このメールははっきり言って私の作り話です。作り話でもいいから庄司に考えてもらいたかった。一番問題になっているのは、国税に査察が入って僕が1億円の追徴課税の支払いをしなければいけない納付書が届いたということなんですが、そんなこと一切ないんです。査察もなければ納付書も来てない。もちろん、お金なんか払ってません。ただ、こう言えば庄司に伝わるかなと思って、そこのメールにはすべて作り事を書きました」と釈明。最後に「そういうことだったんで、誤解が生じてしまいました。あらためてここで説明させていただきました」と締め、淡々とした表情で次のコーナーへ話題を移した。

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