ヴィジュアル系ロックフェスやるぜ! YOSHIKIが発起人、レジェンド集結

 X JAPANのYOSHIKI(50)、XおよびLUNA SEAのSUGIZO(47)、GLAYのTAKURO(45)が25日、都内で緊急記者発表会見を開き、10月14日から3日間、千葉・幕張メッセで史上最大のヴィジュアル系のロックフェス「VISUAL JAPAN SUMMIT 2016」を開催することを発表した。X、LUNA SEA、GLAYのほか、数十組のバンドが出演し、動員10万人を予定。発起人のYOSHIKIは「ヴィジュアル系は日本が誇る文化。滞った音楽シーンに挑戦状をたたきつける」と息巻いた。

 ヴィジュアル系のレジェンドたちが一堂に集結した前代未聞のフェスが誕生する。

 発起人のYOSHIKIは予定の40分遅れで登場し、イベントの概要や経緯を説明した。10年にXがシカゴでアメリカでの初公演を行った際に、TAKURO、SUGIZOらに「ヴィジュアル系は日本の文化。東京五輪に向けて、日本の文化としてのヴィジュアル系を世界に発信できるイベントで、シーンを盛り上げたい」と提案。賛同を得て、プロジェクトが始まった。

 ヴィジュアル系は、化粧とゴシックな衣装などで様式美を強調した“日本産ロック”。Xが登場した1980年代後半からブレークし、90年代から2000年代にGLAYらが台頭し、人気が爆発した。近年は国内での人気が落ち着いた反面、欧米では影響を受けたバンドが出現している。

 SUGIZOは「30年、シーンを築き上げたメンバーで金字塔を打ち立てたい。日本を背負うつもりでやる」と気合十分。TAKUROは「YOSHIKIさんの背中を追ってやってきた。まとまったエネルギーを見せる象徴的なイベントにしたい」と意気込む。

 出演アーティストの発表第1弾として3バンドを発表。ギタリストのPATAが1月15日に大腸憩室炎及び門脈血栓症で緊急入院して以来、活動休止していたXにとっては、完全復活の舞台となり、YOSHIKIは「新曲もやります」と宣言。「HIDEもTAIJIもいてほしかった」と死別したメンバーの名を挙げ、涙ぐんだ。

 イベントには数十組のバンドが出演し、10万人規模の動員を予定。海外にもライブビューイングや配信され、継続的な開催も計画しているという。

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