オペラ座のB・ペッシュ、日本の観客に「アデュー」 『エトワール・ガラ』で引退演目

パリ・オペラ座のバンジャマン・ペッシュ
パリ・オペラ座のバンジャマン・ペッシュ
パリ・オペラ座のバンジャマン・ペッシュ
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 世界最高峰のパリのオペラ座バレエのエトワールらが出演する「エトワール・ガラ2016」(8月11日、大阪・フェスティバルホール)を前に、プロデュースを担当するのバンジャマン・ペッシュが会見した。

 「エトワール-」は05年に日本で上演されはじめ、大阪では2年ぶり2度目。今回はマチュー・ガニオら人気のエトワールに加え、「新しいダンサーを発掘できると思う」と期待の若手も参加する。

 古典からコンテンポラリーの新作までバラエティに富んだ演目が並ぶ。「日本の観客のために多様な振り付け家のものをお見せする」とペッシュ。「バレエが20世紀から21世紀にかけてどう変化したか、レボリューションをお見せする。バレエの流れが、この『エトワール-』で分かる」と自信をのぞかせた。

 またエトワールでもあるペッシュは、今年2月にオペラ座を定年のため引退。今回、同劇場での引退演目「ル・パルク」を踊る。「私のバレエ人生の象徴的作品。日本の皆さんへのアデュー(永遠のさようなら)の意味を持っている」と語った。長年悩まされてきた腰痛など、完治はしておらず現在も満身創痍。今後は「芸術監督とか、プロデュースの立場に回りたい」と希望を口にした。

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