AAA 苦節11年で初のドーム公演
男性5人、女性2人の混成グループ「AAA」が2日、全国アリーナツアー「LEAP OVER」の大阪公演を大阪城ホールで行い、初のドームコンサートを11月12、13日に京セラドーム大阪で開催することを発表した。2日間で8万人を動員する。デビューから苦節11年、人気が伸び悩む時期を経ての到達に、リーダーの浦田直也(33)は「想像もしていなかった」と喜び、「いつかドームツアーをできたら」と大きな夢を描いた。
夢舞台を決めた喜びを、大阪のファンと分かち合った。アンコールでドーム公演が発表されると、1万人からの「おめでとう!」コールがこだました。
苦節11年でたどりついた。デビュー曲「BLOOD on FIRE」で05年日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得するなど船出は華々しかったが、その後は6曲連続でオリコントップ10を逃し、07年のシングル「Red Soul」に至っては約9000枚しか売れなかった。
それでも毎年ツアーを続け、地道にファンを広げた。13年の「恋音と雨空」が動画再生回数4800万回超とヒットし、紅白歌合戦に初出場。結成10周年の昨年9月、富士急ハイランドでの初野外ライブでは3日間で5万人を動員した。
大人数のイケメンに守られるという、女性が憧れる状態を指す「AAA状態」が流行語になるなど人気は社会現象化しつつあり、初ドーム公演にもゴーサインが出された。
「紆余(うよ)曲折が必要だった。積み上げる石垣がなかったら(道を)見失ってフェードアウトしていた」と日高光啓(29)。「日本の真ん中(に位置する)大阪でやれてうれしい。東京も九州のファンにも力を貸してほしい」と謙虚に語った。宇野実彩子(29)も「11年間の経験を形にしたい。手放しに喜ぶ余裕はない」と浮かれていない。
ライブでは円形のセンターステージで行い、新曲「NEW」(8日発売)など19曲にファンは熱狂。満足げな浦田は「いずれは全国ドームツアーが目標。京セラがその一歩になればいい」と、大目標を見据えていた。
