堺雅人、信繁は「大企業の新入社員」

 俳優・堺雅人(42)主演のNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜、後8・00)の舞台が、10日の放送から大坂に移った。それに合わせて堺がこのほど、本紙などに新たな見どころを語った。

 地方のホームドラマ色が濃かった信州編から一転、大坂編は都会のビジネスマンを描くような展開。羽柴秀吉(小日向文世)が全国の大名に服従を求め、真田信繁(堺)は上杉景勝(遠藤憲一)に従って大坂城入りする。

 堺は「田舎で青春を過ごしていた人が都会に出て就職するイメージで考えているのですが。豊臣政権という大企業の新入社員。コネで中枢に入れて、非常に楽しいサラリーマン生活。スーツみたいな感じでかみしもを着て。政策の企画立案などにも入れてもらい、充実した毎日を送ります」と解説。脚本の三谷幸喜氏からは「大坂編は森繁久彌さんの『社長シリーズ』だ」と言われたという。

 信州編では「私は!」と自分を出すセリフも多かったが「より歯車の一員となるのでしょうか、『私は!』の主語はなくなります。真田の生き残りも考える。地元から大企業に出向している身。大企業にもなじまねばいけない」と説明。楽しいばかりでなく宮仕えの厳しさも味わうことになりそうな大坂編だ。

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