忌野清志郎さん創作ノート見つかる
09年に58歳で亡くなったロック歌手忌野清志郎さんが、22~24歳の時に記した創作ノートが、忌野さんの誕生日の2日から東京・原宿の喫茶店「シーモアグラス」で展示された。全30曲の一部は後のアルバムに収録されたが、多くは未発表とみられる。RCサクセションがメジャーになる前のもので、作品に対する自信の一方、不安を抱いていた様子がうかがえる。
ノートは黒い厚紙の表紙が付いたB5判ほどの大きさ。「第六巻 ザ・マンション・マン」の題と、74年2月から75年10月の日付があった。見開き2ページに1曲ずつ、30曲分の歌詞やコード進行が記されていた。「大作」と書き込まれた曲もあり、1曲は「ボツ」と書き付けられていた。「あとがき」と記したページには「ぼくってバカみたいに認められたいと思っているんだな」と書き残している。
ノートは都内に住む女性が保管していた。昨年公開を提案し、忌野さんの事務所や家族が本人の物と確認した。今年で3回目の特別展「それで君を呼んだのに」で、命日の5月2日まで披露される。
