矢野浩二 中国から逆輸入デビュー

 “中国で最も有名な日本人”と評される俳優の矢野浩二(46)が日本で本格的にデビューすることになり22日、都内で、お披露目会見が行われた。

 中国語がしゃべれなかった15年前に中国へ移住、地道にキャリアを積むうちに俳優、バラエティーのMCとして現地で人気に。昨年は日中の理解促進への貢献から外務大臣表彰を受賞した。3月からは米倉涼子、上戸彩らが所属するオスカープロモーションの一員として活動。4月クールのテレ朝系「警視庁・捜査一課長」にレギュラー出演も決定した。

 中国に渡る前は千葉県知事・森田健作氏(66)の付き人を9年間務めた経験も。中国人の妻と長女(5)を連れて帰国することを連絡すると、森田氏は「よかったなぁ」と喜んでいたという。

 アジアからの“逆輸入”俳優では、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の五代友厚役を演じたディーン・フジオカ(35)が大ブレーク中。矢野は「僕も顔を覚えていただけるように頑張りたい。でも、ライバルはくまモンです」と軽妙なトークで笑わせた。

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