1・17希望の灯り分灯始まる

 阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼するため神戸市中央区の東遊園地にともされているガス灯「1・17希望の灯(あか)り」を各地に運ぶ分灯が10日、始まった。この日は約20団体が参加し、希望の灯りをランタンなどに移した。震災から21年となる17日前後に、主に兵庫県内各地の追悼イベントで点灯される。

 希望の灯りは震災から5年後の00年1月17日、全国のボランティア団体などから種火を集めて点灯。分灯は01年に始まった。徳島市から訪れた中学3年の田中佑門君(14)は「分灯を機に震災について学んだ。多くの人が亡くなったことを胸に刻んで過ごしたい」と話した。

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