小林幸子、メガ幸子が故障でリハ中断

 大みそかの「第66回NHK紅白歌合戦」(総合など、後7・15)のリハーサル2日目が30日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、特別枠で4年ぶりに復帰する小林幸子(62)は、豪華衣装の一部である「メガ幸子」が故障するトラブルが発生した。司会の井ノ原快彦(39)はトークで場をつなぐなど機転を利かせ、事務所の先輩で6度の司会歴があるSMAP・中居正広(43)からは、敏腕ぶりを絶賛された。

 4年ぶりの紅白に向けて、意気揚々とリハーサルに挑んだ小林が、思わぬハプニングに巻き込まれた。

 司会の綾瀬から「ラスボスの降臨です」と紹介され、「千本桜」を歌い始めて約1分後、豪華衣装装置の一部で、自身の顔を表現した「メガ幸子」が、上昇途中で止まって降下するトラブルが発生した。

 すぐにリハは中断されたが、高さ5・5メートルの装置に体を固定された小林は振り返ることもできず、戸惑うばかり。場を取り繕おうとした司会の井ノ原が「装置ですもんね」と声をかけると「衣装です」と反論。「こういう演出?」に「違います」と返答したが、顔はこわばっていた。

 久々の紅白は、ネット世界と演歌歌手の融合を表現することをテーマに、3つの衣装装置を前後に並べるセットが用意された。一番前でせり上がって歌唱する小林の後方では、7年前にも使用した「メガ幸子」がせり上がり、「ネオ幸子」が、左右に羽根を広げると同時に「メガ幸子」が降下するはずだった。それが本番前日によもやの故障。ここまで4回のリハでは成功していた。

 5分間の中断を経て、「メガ幸子」以外でリハは再開。「ネオ幸子」の羽根にはニコニコ動画の視聴者から寄せられたコメントが桜の花びらに見立てて表現された。最後は小林が桜の木の幹となり、ステージ全面で桜吹雪を演出する壮大な演出となった。

 リハを終えた小林は「ビックリした」と興奮気味。これまでリハで失敗した時は、本番で成功しており、「リハで良かった。不安はあるけど、皆さんも成功を祈ってください」と前向きにとらえた。

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