杉良、心臓手術してた リハビリの毎日

 歌手で俳優の杉良太郎(71)が今月15日、都内の病院で心臓の大動脈弁狭窄(きょうさく)症の手術を受けていたことを19日、所属事務所が明らかにした。杉はこの日、「心配をおかけして申し訳ありません。手術は無事に終わり、経過は良好です」とのコメントを発表した。

 杉は今年8月、心不全と診断された。心臓から全身に血液を送り出す大動脈弁が狭くなっており、弁の置換手術を受けることになった。くしくも、出演中のTBS系ドラマ「下町ロケット」は心臓の新型人工弁開発がテーマ。杉は「ドラマでは人工弁でしたが、私は生体弁(牛の生体組織)を使用しました」と報告した。

 現在は「毎日リハビリで歩いて」おり、「退院後は『アジア国際子ども映画祭』の子どもたちの作品分析作業や新曲のための作詞をしなければならないのですが、少しゆっくりしながら来年に向け身体を整えていきたい」と、回復後の仕事に思いをはせている。

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