新沼謙治、40周年記念コンサート
歌手・新沼謙治(59)が12日、都内で、デビュー40周年記念コンサートを行った。
新曲「まぼろしのキラク」や代表曲「津軽恋女」、2011年3月の東日本大震災で被災した故郷・大船渡市など東北の復興を願い自ら作詞した合唱曲「ふるさとは今もかわらず」を杉並児童合唱団の40人のコーラスをバックに披露するなど、22曲を熱唱した。
震災直後の同年9月には、バトミントン界の元女王だった妻の博恵さんががんで死去したが、そうした悲しみも乗り越え、節目を迎えた。40年を振り返り「ここまでやってきた自分を褒めたい。支えてくれたファンのおかげです」としみじみ語った。
震災復興支援も兼ねての公演とあって「コーラスの子供から元気、パワーをもらって、ボクが前に向かって、元気を届けたい」と思いを語った。