土屋アンナ “訴訟合戦”で泥沼化

 泥沼の訴訟合戦へと発展した甲斐智陽氏
 泥沼の訴訟合戦へと発展した土屋アンナ
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 歌手でモデルの土屋アンナ(31)が、主演舞台「誓い~奇跡のシンガー~」の降板をめぐって約3000万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こしていた同舞台のプロデューサー・甲斐智陽氏を、名誉毀損(きそん)で訴えていたことが27日、分かった。土屋側は、甲斐氏が作詞作曲したオリジナルソング「ANNA」を動画サイトで公開したことに対して、1000万円の損害賠償を求めて提訴した。

 2013年7月に土屋が主演舞台を降板、公演中止となった騒動が、泥沼の訴訟合戦に発展した。この日、東京地裁で開かれた口頭弁論に出廷した甲斐氏が、土屋から起こされた名誉毀損の民事訴訟について説明した。

 甲斐氏は昨年8月に自作曲「ANNA」を音楽仲間とレコーディング。知人が「実在の人物とは無関係です」という一文を添え、音源を「YouTube」で公開した。自らの判断ですぐ削除したというが、土屋側から損害賠償を求める訴訟を昨年12月に起こされたという。

 同曲には「ANNA(アンナ)」というフレーズや「すっぴんなんてシワだらけ」という歌詞が含まれているというが、甲斐氏は“恨み節”であることを否定。「アンナさんはキレイだから違うんじゃないかな。誹謗(ひぼう)中傷でなく、シャレで面白いなと。表現の自由と思ってたけど、私だと思って聞けば腹は立つかも」と釈明した。

 一連の裁判では、昨年12月に裁判所が「土屋側が解決金210万円を払う」という和解案を提示。土屋側は受け入れの意向を示したが甲斐氏は拒否した。この日の口頭弁論には、土屋側は代理人のみ出廷。甲斐氏側は次々回弁論(8月以降予定)で本人尋問を求めたため、土屋出廷の可能性が高まった。

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