第27回東京国際映画祭の表彰式が31日、東京・六本木ヒルズで行われ、北野武監督(67)は、今年から新設された「SAMURAI賞」をティム・バートン監督(56)とともに受賞し、駆けつけた表彰式で毒舌をさく裂させた。
トロフィーを受け取ると「ガラスの余ったもの。賞金も何も出ない」とニヤリ。セミやトンボが脱皮をして「急に飛んでいくようなきっかけになれば」と心境を表現する際にも「別のところは皮がかぶってますが…」と下ネタも。それでも、バートン監督の作品「『シザーハンズ』にショックを受けた」と話し、本人と並んで、はにかんだ笑顔を見せた。