氷川きよし、日本有線大賞V8で新記録

 有線のリクエスト回数によって決定する第46回日本有線大賞が11日、東京・赤坂のTBSで発表され、デイリースポーツ紙上で「月刊・氷川きよし」を好評連載中の演歌歌手・氷川きよし(36)が「満天の瞳(ほし)」で2年連続8回目の受賞を果たし、自身が持つ最多記録を更新した。新人賞には福田こうへい(37)と新里宏太(18)が選ばれた。

 大賞に名前が呼ばれると「うそーっ!?」と目を丸くした。氷川はステージを降りても「本当にもらえるなんて思ってなくて、名前をいわれたときにはコントだと思った」と信じられない様子だった。

 本人は意外だったかもしれないが、だれもが納得する“貫禄の連覇”だ。大賞は03年に「白雲の城」で初受賞してから、11年で8度の戴冠。“勝率”は実に7割2分7厘。大相撲でみれば二代目貴乃花の通算勝率(7割5分2厘)に迫る。氷川は演歌界の平成の大横綱だ。

 強さの原動力は、地道なファンとの触れ合いだ。「今年はコンサートツアーに明け暮れた1年」と振り返るように、1月からスタートした全国ツアーは1年間休みなく60公演。さらに6月には明治座での1カ月座長43公演も務め、単独での総公演回数は103回を数える。氷川も「コンサートに来てくださった方がリクエストしてくれたと思う」と分析した。

 2014年はデビュー15周年。「来年は爆発的にヒットしたい」と節目にさらなる高みを目指す決意を口にした。「この賞は、それに向けて励みにも弾みにもなります。でも浮かれてはいられない。また1からのスタートです」と気を引き締めた。

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