鶴瓶、松喬さんの人柄しのび秘話明かす

 落語家の笑福亭鶴瓶(61)が20日、大阪市内で、7月に肝臓がんで亡くなった笑福亭松喬さん(享年62)の追福興行「松喬十六夜」に出演した。鶴瓶は、松喬さんが弟子時代の秘話を交えつつ、ネタ「かんしゃく」を披露し、会場を沸かせた。

 松喬さんと鶴瓶は6代目笑福亭松鶴さんを師匠に持ち、鶴瓶が弟弟子にあたる。かつて師匠の命令に従いスピード違反切符を切られたエピソードを紹介し、「当時、家賃が8000円のところ、3万円の督促状が来て。師匠は払ってくれんと結局、兄貴(松喬さん)がお金借りて払った」と松喬さんの人柄を明かした。

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