ASKA活動自粛…事務所が怒りの制裁

 CHAGEandASKAのASKA(55)が所属する芸能事務所・ロックダムアーティスツが10日、公式HPでASKAの活動自粛を発表した。ASKAは9日発売の週刊文春に掲載されたインタビュー記事で、自身の薬物使用と暴力団員との交際を認めたが、ロック社は、ASKAが事務所に無断で記者と接触したことに「信頼関係を損なうものとして大変遺憾」と怒りのコメント。延期されていたチャゲアスの復活ライブも白紙となった。

 「独占告白3時間」と題された同誌の記事で、ASKAは、暴力団員から違法に受け取った中枢興奮・鎮痛剤「アンナカ」の使用を認めた。

 ロック社はこの日、公式HPで「社会的責任」を踏まえた上で「活動を自粛し、引き続き健康の回復に務める」と発表。さらに、ASKAが同社に無断で記者との接触を行ったことに対し、ロック社との信頼関係が損なわれたとし「大変遺憾」と批判した。9日に同社社長とASKAが話し合いを行ったといい、記事掲載は本人が承諾したものではないとしながらも、話の内容について「認識が甘く、極めて不適切な行為であったと疑われても否定できない」と“糾弾”した。

 ASKAは8月1日発売の同誌で覚せい剤使用疑惑などが報じられたが、ロック社は同日にHPで否定。9月27日にはASKA自身が「記事にあるような、違法なことは一切やっていない」と声明を発表した。一貫して記事を否定し続けてきただけに、今回のASKAの“暴走”に、事実上の制裁を加えた形だ。

 ロック社は「自粛」の内容について、本紙取材に「当分の間、今後のリリースなど音楽的な活動を止めるということ」と説明。ASKAは、9月27日の声明で、音楽制作の再開と、今年8月に開催予定だったチャゲアス復活ライブの来年開催を目指すことも発表していたが、すべて白紙となる模様。

 この日午後10時過ぎには、都内にあるASKAの自宅から事務所関係者とみられる男性が出てきたが、無言だった。

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