伊藤蘭、キャンディーズ時代に神戸で…
俳優・水谷豊(61)と妻の女優・伊藤蘭(58)が5日、夫婦初共演した映画「少年H」(降旗康男監督、8月10日公開)の記者会見を神戸新聞社で行った。伊藤はキャンディーズ解散直後に3人で神戸旅行をした秘話を明かし、当時を懐かしんだ。
モスクワ、札幌、広島…7カ所に及んだ夫婦でのキャンペーンの最終地、映画の舞台となった神戸でのキャンペーンで伊藤は「歌手だったころに…キャンディーズを解散(1978年4月4日)して2~3カ月後ぐらいに、3人で神戸で旅をしました」と切り出した。
故・田中好子さん、藤村美樹さんと3人だけでオリエンタルホテルに集合し、2泊3日で“キャンディーズ旅”をしたという。「初めて自分たちでチケットを取って。異国情緒もあって、六甲山もあって…。六甲山のケーブルカーのところで3人で撮った写真は、今でも時々眺めています」と懐かしそうに明かした。
ほほ笑みながら聞いていた水谷は「みんなで(会見を)待ってる時にメリケン波止場が見えましてね、思わず淡谷のり子さん(『別れのブルース』)とクール・ファイブ(『そして、神戸』)の歌を口ずさんでしまいました。ははは、すみません」と笑わせていた。