猪木氏 魂外交さく裂!収穫ありダァ~

 参院選に日本維新の会から出馬し当選した元プロレスラーのアントニオ猪木氏(70)が30日、訪問先の北朝鮮から北京経由で羽田空港に帰国した。25日から同国を訪れ朝鮮戦争休戦60周年の記念行事に参加し、北朝鮮のナンバー2・金永南最高人民会議常任委員長、張成沢国防委員会副委員長の2人と面会。2人は「朝日の関係はこのままではありえません。“近くて近い”国になるように」と語ったといい、猪木氏と友好的な会話を交わしたという。

 「猪木の常識、非常識」‐。その言葉通り、登院を前に常識破りの“闘魂外交”がさく裂した。

 25日に北朝鮮入りし、朝鮮戦争休戦60周年の記念行事などに出席した猪木氏は、滞在中に金永南最高人民会議常任委員長、張成沢国防委員会副委員長という2人の要人と会ったことを告白した。

 2人とは今回の訪朝で晩さん会などを含め4、5回、酒を酌み交わしたという。猪木氏は「扉は開きませんが、隙間くらいは開くような、今後対話が継続されるようないろいろな提案がありますから」と前向きな対話だったことを明言。拉致問題、国交正常化について「担当の方がおりますので」と私人としての立場を強調した上で「私の方からちょっとだけ触れました。ざっくばらんな本音の話」と話題に上ったことを明かした。

 相手の反応については触れなかったが「近くて遠い国ではなく、近くて“近い”国になるように、と話がありました。これは正常化の話だと思います」と収穫を告白。

 政府からは北朝鮮への渡航に自粛の要請があったが、強行訪朝した猪木氏。29日からは参議院議員となったため、これまで26回の訪朝実績に胸を張り「壁をぶち破っていかないとこの状況は変わらない。自分の背中を見て欲しい。今後(政府に)アドバイスが必要であればさせていただきます」と独自の外交ルートを駆使したい思いを燃やしていた。

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス