目指せインフル撲滅!赤城神社で祈願祭
東京・神楽坂にある赤城神社で10日、初の試みとなる「インフルエンザ撲滅祈願・春の身体安全祈願祭」が行われ、近隣の住民らが参加した。
冬晴れの中、乳幼児から七十代の高齢者までが集まった祈願祭は、祝詞奏上や、参列者による玉串奉奠(ほうてん)が厳粛な雰囲気の中で執り行われた。その後、お守りとともに、インフルエンザ予防の“三種の神器”ともいえるマスク、ハンドソープ、免疫力を高める効果があるとされるR‐1乳酸菌入りヨーグルトドリンクが参加者全員に配られた。
国立感染症研究所によると、インフルエンザの患者数は1月28日から2月3日までの1週間では減少に転じたと報告されているが、依然として200万人を超える人が苦しんでいる。今回の祈願祭を行った赤城神社の風山栄雄宮司は「はやっているのは知っていたので、地域の方々に何かできないかと思い、執り行わせてもらった。これで前向きな気持ちになって、インフルエンザに立ち向かってもらえればうれしい」と話した。
今後も、その年に流行しそうな病気の撲滅祈願を行っていく予定という。6歳の男児とともに参加した30代主婦は「子供はまだかかっていないので、このご祈とうで乗り切ってもらえれば」と話していた。
