今年デビュー８年目を迎えた男女７人ダンス＆ボーカルグループ・ＡＡＡが、デイリースポーツに今年の決意を語り、末広がりの活躍を誓った。

　７年目の昨年は過去最多となる全国３９公演のツアーを敢行。７枚目のアルバム「７７７　～ＴＲＩＰＬＥ　ＳＥＶＥＮ～」もリリース、７人グループでの７年目、そして７枚目のアルバムも発売した。「７」尽くしの１２年から、末広がりの１３年へ、メンバーは「熱を込めて勝負したい」と意気込んだ。

　メンバー７人で７年目を迎え、７枚目のアルバムを出した１２年。ＡＡＡにとって節目となった「７」づくしの１年を終え、７人は「勝負」という言葉を口にした。宇野実彩子（２６）は「メンバーおのおのが強化して、ＡＡＡも進化したい。みんないい年なので、これまでの経験を重く重く表現して、共感を得ていきたいと思っています」と力強く話した。

　デビュー当時は未成年だったメンバーも２０代半ばとなった。昨年は過去最多の３９公演を敢行し、西島隆弘（２６）は「のどを酷使した。年を感じました」と苦笑い。それでも「色んな場所に行けたので、土地それぞれでの公演の楽しみ方を学べた」と充実感を口にする。１０日で２６歳の誕生日を迎える伊藤千晃も「メンバーと一緒にいる時間が多かったので絆（きずな）が深まった」と結束に自信をのぞかせた。

　今年は末広がりの８年目を迎える。２３日は今年最初の両Ａ面シングル「Ｍｉｓｓ　ｙｏｕ／ほほえみの咲く場所」をリリース。ツアーは昨年の「３９」を超える公演数を予定しているという。グループのさらなる成熟へ、西島は「個人個人が深みを持たなきゃならない年」と位置づけた。

　グループ名のＡＡＡは「Ａｔｔａｃｋ　Ａｌｌ　Ａｒｏｕｎｄ（すべてのことに挑戦する）」の頭文字を取ったもの。宇野は「今年は熱を込めて勝負していく」きっぱり。「勝負」の８年目、７人の「Ａｔｔａｃｋ」はまだまだ止まらない。