金本だました男起訴 被害額1億円超か

 今季限りで現役を退いたプロ野球・阪神の金本知憲選手(44)が架空の投資話を持ち掛けられ、1880万円をだまし取られたとされる事件で、金本選手は1億円以上を無職本多善光容疑者(45)=埼玉県和光市=に渡したと話していることが5日、埼玉県警への取材で分かった。さいたま地検は同日、詐欺罪で本多容疑者を起訴した。

 起訴状によると、本多被告は既に出資してもらっていた資金の返済名目に、2008年11月~09年2月、金本選手に「農業法人をやれば国から補助金がもらえる。法人をつくるために農地を取得する必要がある」などとうそを言い、08年12月~09年2月まで、3回にわたって計1880万円をだまし取ったとされる。

 埼玉県警によると、本多被告はボートレース(競艇)投票券の場外発券所を建設する会社(東京都港区)の元役員。金本選手は、この会社の運営資金や事務所の家賃などの名目でも数千万円の資金を支出し、合計で1億円を超えたと県警に話した。県警は出資金の行方を調べ、詐欺事件の全容解明を急ぐ。

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