大塚アナ退院していた!16日生電話報告へ
昨年11月から「急性リンパ性白血病」の治療のため入院していたフジテレビ系情報番組「めざましテレビ」の大塚範一元キャスター(64)が今月1日に退院していたことが、15日、分かった。大塚キャスターの所属事務所が発表した。大塚キャスターは事務所を通じてコメントを出し、「年明けか新年度からでもと思っている」と復帰へ意欲を見せた。16日の「めざましテレビ」に生電話し、退院報告するという。
1年近くに及んだ入院生活を終えた大塚キャスターは、支え続けてくれた視聴者へ感謝の気持ちを示した。
「孤独な闘いとならずに済んだのは、幅広い視聴者の皆さまの心からのご支援が強い支えになったからだと実感しています」。病室には手紙、色紙、折り鶴などがたくさん飾られていたそうで、ファンのメッセージが病気への闘争心をかき立ててくれていたことを明かした。きょう16日には「めざまし‐」に生電話で出演し、視聴者へ退院を報告するという。
今後は自宅から通院し、検査を行いながらリハビリを続け、体調を見ながら仕事復帰する意向。「無理をしないで年明け、あるいは新年度からでも、と考えています」と本格復帰が近いことを示唆した。
大塚キャスターは昨年10月末に首にしこりが見つかり、精密検査をしたところ、白血病と診断された。入院し、抗がん剤を用いた化学療法を受けた。感染症なども患ったため、入院期間は11カ月にも及び、今年3月末で18年レギュラーを務めた「めざまし‐」を降板していた。
入院中に印象に残っているのはロンドン五輪とザ・ピーナッツの伊藤エミさんの訃報だったという。特に五輪は明け方までテレビ観戦していたそうで、「日本勢の活躍もさることながら、それを伝える立場に立てないことの無念さ」を強く感じていたという。旅や温泉、ゴルフとやりたいことは数あれど、やはり現場に戻るのが一番の薬のようだ。
