GMO熊谷氏、女子プロゴルフ協会からネット有料放送のみと連絡で「なら主催降ります」

 インターネット会社GMO代表の熊谷正寿氏が14日、ツイッターを更新し、日本女子プロゴルフ協会から来年度は有料放送しか放映を認めないとの連絡が来たことを明かし「有料放送だけなら主催者を降ります」と宣言した。GMOは今年も女子プロゴルフツアーの「GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ」を主催している。

 熊谷氏は1日にツイッターで「悲報」とし、日本女子プロゴルフ協会から「来年以降 ネット放送に関して Golf Net TVなどの有料放送しか放映を認めないとのお話が来た」と明かし「今年はYouTubeで無料放送をして、300万PVを超す方々に喜んでもらえたのに非常に残念な話」と投稿。「この方針だと、GMOとしてはトーナメントを中止するしか無いかもな…Golf Net TV会員集めのために、何億円も支出して開催できないよな」との考えも投稿していた。

 すると14日になって「女子プロゴルフ協会からこの一連のツイートを削除せよとの手紙がきた」と暴露。若者はテレビではなく、ネット視聴が多いとも指摘し「有料にしたらファンが減るだけ。どうしてこんな簡単な事がわからないのだろう」と嘆いた。

 さらに「ファンあってのプロスポーツ。見る人が減ったらどうなる?」「GMOは『有料』のインターネット放送のために、数億円もの主催者コストを負担できません。有料放送だけなら主催者を降ります」と改めて宣言した。

 今年の7月に開催された「GMOインターネット-」大会は、予選ラウンドから決勝ラウンドまでテレビ東京スポーツの公式YouTubeチャンネルでライブ配信を行っていた。試合は若林舞衣子がプレーオフを制し、ママとして産後初優勝を飾り話題となった。

 日本女子プロゴルフ協会はデイリースポーツの取材に、熊谷氏の一連のツイートについて「お答えすることはありません」と回答している。

 熊谷氏は「Golf Net TV」とつぶやいているが、実際には「GOLFTV」のものと思われる。

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