木戸1打差2位浮上3年ぶりVも視界に

 「女子ゴルフ・スタンレーレディース・第2日」(10日、東名CC=パー72)

 4位から出た“美脚プロ”木戸愛(25)=ゼンリン=が4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算8アンダーで首位に1打差の2位に浮上した。応援に来た師匠・芹沢信雄の教えをスコアにつなげた。2位から出た若林舞衣子が68と伸ばして首位に浮上。イ・ボミ(韓国)が木戸と並んで2位につけている。

 “美脚”を蹴って木戸がV争いに飛び込んできた。2日連続の68で2位浮上。「ノーボギーが一番よかったです。1日不安なく回れました」と愛くるしい笑顔を見せた。

 この日、コースに応援にきた師匠・芹沢信雄に力をもらった。スタート前の練習場で3パターンのアプローチ指導を受け、スコアメークに生かした。

 最初は6番パー3。ピンまで15ヤードの順目ラフからピタリと寄せてパーをセーブした。2度目は8番パー5で、グリーン右の逆目のラフから“寄せワン”でバーディーを奪った。

 「(順目の)6番はフェースを開かず、ノーコックで打った。これで勝手にボールが転がって寄ると芹沢さんが教えてくれた。(逆目の)8番はフェースを開き、コックを使って少し大きく振った。2回ともうまくいきました」

 芹沢は8月のmeijiカップで西山ゆかりのバッグを担いで初優勝に導いている。優勝請負人の師匠の存在はメンタルでも大きい。「自分は欲を出して強いタイプじゃない。目の前の1打にベストを尽くしたい」。12年のサマンサタバサレディース以来となるツアー2勝目が、手の届くところまで来た。

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