期待の新星・藤田光が4打差3位浮上

 「スタジオアリス女子オープン・第2日」(12日、花屋敷GCよかわ=パー72)

 O・サタヤ(タイ)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算9アンダーでトップを守った。昨年プロテストに合格した藤田光里(19)=レオパレス21=が3位に続いた。2位で出た福嶋浩子は75とスコアを崩し、首位から8打差の10位に後退。昨季賞金女王の森田理香子は1打及ばずに予選落ちした。

 女子ゴルフ界の新星として期待を集める藤田光が、4バーディー、1ボギーの安定したゴルフで順位を三つ上げた。「ショットがまとまってピンそばにつけられた」と、優勝戦線に残ったプレーに納得顔でうなずいた。

 言葉通り、パー5の2番と10番、16番では3打目をいずれもピンまで2メートル以内に寄せた。パットも手堅く沈め、首位と4打差に食らいついた。

 ツアー出場権を懸けた昨年12月の最終予選会をトップで通過し、今季本格的に参戦した。シーズン序盤は、森田や横峯ら実力者に気後れし「ティーを刺す手も震えるほど緊張した」という。

 一皮むけたのは初めて予選を通過した3月のアクサ・レディース。「周りは堂々としているのに、自分は何を焦っているんだろう」と自問した。その後緊張することはなくなり、精神面の成長が今大会の好スコアにつながった。

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