レアルでモウ監督と守護神カシリャスが冷戦!批判の出どころ実は指揮官だった?

【2012年3月31日デイリースポーツ記事より】

 サッカーのスペイン1部リーグ、レアル・マドリードでモウリーニョ監督と主将のGKカシリャスが衝突直前の険悪な関係に陥っていると、30日のスペイン紙アスが報じた。複数のクラブ関係者によると、守護神が自身への批判の出どころをたどっていくとモウリーニョ監督に行き着いたためとしている。

 18日(28節)のマラガ戦、21日(29節)のビリャレアル戦で連続して試合終了間際に失点。いずれも引き分けたことで、カシリャスの調子を疑問視する声が噴出し始め、中にはアトレチコ・マドリードのベルギー人GKクルトワを獲得し、チーム内での競争をさせる説まで語られている。

 2人の “衝突”は昨夏、チーム主将としてカシリャスがバルセロナのMFシャビ、DFプジョルと連絡を取って関係修復を図ったことが発端。日頃からライバルチームとの緊張感を保ち、一定の距離を取ることを望んでいる指揮官は“制裁”として今季の地元お披露目試合でカシリャスをベンチ待機にしたほど。

 さらに今年1月、カシリャスはバルセロナ戦で敗れたあと、DFセルヒオラモスとともにモウリーニョ監督のゲームプランに対して意見する形で激しくぶつかったという。

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