町田、SP世界4位相当の高得点で首位
「フィギュアスケート・西日本選手権」(2日、京都アクアリーナ)
フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦、スケートアメリカで優勝し、ソチ冬季五輪代表の有力候補に躍り出た男子の町田樹(23)=関大=が2日、京都アクアリーナで行われた西日本選手権のショートプログラム(SP)で4回転‐3回転など全てのジャンプを決め93・66点で首位に立った。
国際スケート連盟の公認記録にはならないが、スケートアメリカで出した自己ベストの91・18点を上回る世界歴代4位相当の高得点となった。フリーに集中するため取材に応じなかったが、4月から指導する大西勝敬コーチは「腰高だった滑りの重心が下がり、スケーティングに伸びが出てきた」と評価した。
今大会は五輪代表の最終選考会となる全日本選手権(12月下旬・さいたま)の予選。町田は昨季の全日本で9位に終わってシード権がないため出場した。

