バレー男子 高橋藍帰国 セリエAで準Vの活躍 五輪モードでメダル獲得へ「日本代表の軸になる」 石川とは早くもランチ“戦略会議”も

 シーズンを終え、イタリアから帰国した高橋藍(撮影・山口登)
 シーズンを終え、イタリアから帰国した高橋藍(撮影・山口登)
 帰国し取材に応じる高橋藍(右)=撮影・山口登
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 イタリア1部リーグ・モンツァの高橋藍(22)が1日、関西空港着の航空機で帰国した。

 プレーオフの決勝でペルージャに敗れ準優勝に終わったが「負けて終わったので悔しいがプレーオフを経験できて、最高峰で勝つことの難しさを味わった。イタリアで3シーズン目、新たな経験をできてバレーに自信がついた」と成長を感じ取っていた。今後は日本代表として21日開幕のネーションズリーグに臨み、7月のパリ五輪に備える。「五輪ではメダル獲得を目指すべき。自分が軸になって、チームを勝たせる存在になりたい」と、代表を引っ張る自覚を口にした。

 主将の石川祐希(ミラノ)とは、決勝翌日の4月30日に昼食をともにしたと明かし「お互いにお疲れさまという話と、日本代表のメンバーの話をした」と、早くも心は五輪に向いている。「これまで軸は石川選手、西田(有志=パナソニック)選手らで、自分はサポートしてもらっていた。軸になりきれていない。今季は自分が成長したのもあるし、軸になることは日本代表にも必要」と力をこめた。

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