琴ノ若が祖父・元横綱琴桜の化粧まわしで土俵入り「不思議な感覚」 能登半島地震復興支援勧進大相撲

 祖父の元横綱琴桜の化粧まわしを着けて土俵入りをする琴ノ若
 琴ノ若が着用した元横綱琴桜の化粧まわし
2枚

 1月1日に発生した能登半島地震の復興支援を目的とした勧進大相撲が16日、東京・両国国技館で開催され、大関琴ノ若(佐渡ケ嶽)は、土俵入りで先代師匠の祖父・元横綱琴桜が使用していた化粧まわしを着用した。

 グレー気味の水色基調に金色の刺しゅうで鳥が描かれたデザイン。夏場所から祖父のしこ名を継承する予定の琴ノ若は「60年前ぐらいのものですかね。残っているというのもすごいし、不思議な感覚です」と感嘆した。

 師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)から着用を打診されたといい「こういう時だから、喜んでもらおうということでは」と、62年ぶりに開催された勧進相撲に合わせたお披露目の意図を説明した。

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