照ノ富士が奉納土俵入り 住吉大社では5年ぶり 春場所へ「大阪のみなさんに元気な姿を見せられれば」

 横綱土俵入りを奉納する照ノ富士(右、左は太刀持ちの熱海富士)
 横綱土俵入りを奉納する照ノ富士(左から2人目)
 神木に注連縄(しめなわ)を奉納した照ノ富士
3枚

 大相撲の横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)が2日、大阪・住吉大社で土俵入りを奉納した。約1000人の拝観者に、不知火型を披露。コロナ禍のため、同所での横綱の奉納土俵入りは5年ぶり、自身は初めてとあって「私自身も横綱になってから2年半以上たつし、本当にうれしく思います」と喜んだ。

 2場所連続10回目の優勝を狙う春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)まで1週間余り。腰に不安を抱える横綱は「日に日にできることをやっていきたい」と慎重に調整を進める構え。「大阪のみなさんに元気な姿を見せられれば」と抱負を語った。

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