バスケ日本 ベネズエラに大逆転勝ちで五輪切符王手!比江島が3P6本の大爆発 第4Q最大15点差ひっくり返す 最終戦勝てばパリ切符!
「バスケットボール男子・W杯・17~32位決定リーグ、日本代表86-77ベネズエラ代表」(31日、沖縄アリーナ)
世界ランク36位の日本は、同17位のベネズエラと対戦し、最終第4Qに大逆転勝ちし、アジア最上位に与えられるパリ五輪出場権に王手をかけた。日本は9月2日の最終戦で世界ランク64位のカボベルデと対戦。勝てば五輪切符獲得となる。
1976年モントリオール五輪以来48年ぶりの自力五輪出場を狙う日本は、右足首の怪我を抱えながら出場を続ける渡辺雄太(サンズ)が気合い十分。いきなり3ポイントシュートを決め、チームを鼓舞した。ただ、ここまで3戦全敗のベネズエラも前日のジョージア戦からの連戦にもかかわらず、精度の高い3ポイントやカウンターから得点を重ね、第1Qは15-19の4点ビハインドで終えた。
第2Qに入っても悪い流れの時間帯が続く。ターンオーバーが続出し、シュートもなかなか決まらず、12点差まで広げられた。ここでホーバス監督はタイムアウト。「ターンオーバー、ターンオーバー、ターンオーバー、ターンオーバー!」と怒りを口にし、「集中していこう!」とゲキを飛ばした。そこから河村がファウルをもらいながら決める3点プレー、吉井、渡辺も決めて5点差となった。その後は一進一退の攻防となったが、残り2分から前回豪州戦で3ポイント10本すべて失敗に終わっていた富永が3ポイントを決めて3点差に迫った。しかし、再びベネズエラの反撃にあい、前半を36-41の5点差で終えた。
後半に入っても流れは一進一退ながら、日本は要所でミスが出て、徐々に差を広げられる展開。9点ビハインドで第3Qを終えた。
第4Qの序盤もなかなかシュートを決められず、一時15点差まで広げられたが、比江島の3ポイントシュートなどで残り5分で5点差に迫ると、さらに比江島がこの日5本目の3ポイントで2点差に。残り2分で渡辺がフリースロー2本を決めて1点差に迫った。さらに馬場のパスを受けた比江島がファウルをもらいながら決めて、逆転に成功した。その後の攻防を制し、逃げ切った。
比江島はこの日、3ポイント7本中6本を沈め、成功率は驚異の86%をマークした。





