元幕内龍皇、念願のちゃんこ店を錦糸町に9・1グランドオープン 宮城野部屋直伝の味「皆さんに楽しんでいただきたい」
大相撲の元幕内龍皇のエレヘムーオチル・サンチルボルド氏(40)が、東京・錦糸町に「ちゃんこ Dining 龍」を9月1日にグランドオープンすることになり、このほど取材に応じた。
2013年に現役を引退し、現在は宮城野親方(元横綱白鵬)の個人マネジャー兼宮城野部屋のコーチを務めるサンチルボルト氏。「何年も前からこういうお店を出したいと思っていた。皆さんに食べて飲んで、楽しんでいただきたい。若い方も来て楽しめるように」と開業の経緯を明かした。
長年宮城野部屋のちゃんこ長を務め、名古屋場所限りで引退した元三段目の樹龍が料理長に就任。部屋伝統の塩バターちゃんこ鍋や塩角煮に加え、手羽先、カツオたたき、モンゴル料理の羊ホルモンボーズなど自慢の逸品が楽しめる。
モンゴル出身で1999年に来日して宮城野部屋に入門したサンチルボルト氏は、元横綱白鵬の宮城野親方とは誕生日が同じ(3月11日)こともあり、若手時代から兄弟以上の絆を結んで切磋琢磨(せっさたくま)。最高位は前頭8枚目で、白鵬の横綱土俵入りでは露払いを務めた。店内には現役時代の化粧まわしや写真、白鵬の優勝額レプリカなど、ゆかりの品も展示されている。
〈ちゃんこ Dining 龍〉 東京都墨田区江東橋3-8-12 KINSIA ANNEXビル2階(JR錦糸町駅徒歩3分) TEL03-3846-8348 営業時間:17時~24時





