稀勢の里、最後の優勝額外れる 国技館、日本出身横綱の額が消滅

 大相撲初場所初日前日の7日、東京・両国国技館で優勝額のかけ替えが行われ、二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の最後の優勝額が取り外された。これで日本出身横綱の額が国技館から消えた。

 新横綱で迎えた2017年春場所で終盤に左大胸筋断裂の重傷を負いながら、奇跡的な逆転劇で2度目の優勝を遂げて感動を呼んだ。正面席上部にあった優勝額がなくなり、二所ノ関親方は「やっぱり寂しさもある。一番いいところに飾らせていただいていたし、(現役時代は)休場中から復帰する時も常に目に入っていた」とコメントした。

 優勝額は計32枚で、年3度の東京開催場所の際に2枚ずつ交換される。

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