若隆景ら大波3兄弟 ふくしまエール大使に就任 若元春「僕らの知名度も上げていきたい」
大相撲の関脇若隆景、次兄の幕内若元春ら福島市出身の3兄弟が同市をPRする「ふくしまエール大使」に就任し、25日に、所属する東京都中央区の荒汐部屋で記念品の贈呈式に臨んだ。3人を代表して取材に応じた若元春は「より一層、頑張らないといけない。力士として好成績を残し、僕らの知名度も上げていきたい」と意気込んだ。
長兄の幕下若隆元も含め、本名の姓から「大波3兄弟」として知られる。若隆景は今年の春場所で初優勝し、秋場所も11勝をマーク。九州場所(11月13日初日・福岡国際センター)は大関昇進の足固めを狙い、木幡浩市長は「われわれの希望」と期待を込めた。
この日の朝稽古では、若隆景は鼻にヘルペスができた影響で相撲を取らなかった。腰痛明けの若元春は出稽古の幕内錦木らと計8番取り「怖いというか、気が抜けない。稽古しながら治していきたい」と話した。





