大相撲名古屋場所(7月10日初日)の開催を知らせる「御免札」が22日、会場となるドルフィンズアリーナ付近の名古屋城東門近くに、小雨が降る中設置された。今場所は、新型コロナウイルス感染拡大後初めてとなる、定員7448人の観客数に制限を設けずに行われる。
2020年1月の初場所以来の通常開催に向け、取材に応じた名古屋場所担当部長の出羽海親方(元幕内小城ノ花)は「入場制限がなくなり、多くの相撲ファンに来てもらえるようになった。より一層感染対策をしっかりしていきたい」と話し、「1日でも多く満員御礼の垂れ幕を下げられたら」と期待を込めた。