貴景勝、引いて裏目 初黒星 大関とりの照ノ富士は3連勝、大栄翔は3連敗
「大相撲春場所・3日目」(16日、両国国技館)
結びの1番で登場したかど番の大関貴景勝(常盤山)は若隆景(荒汐)と対戦。激しい当たりから攻勢に出たが、激しく動く相手に対して引き技で自滅。逆に下がりながら相手を呼び込む形となり、前に出る相手に右を指されて、寄り切られた。
4日目は宝富士(伊勢ケ浜)と対戦する。
大関朝乃山(高砂)は北勝富士(八角)と対戦。強烈な右のど輪に弓なりになりながら耐えて、最後は押し倒しで下して2勝目。
大関正代(時津風)は宝富士と対戦。激しい立ち合いからもろ差しになるとそのまま一方的に寄り切ってこちらも2勝目を挙げた。
大関とりがかかる関脇照ノ富士(伊勢ケ浜)は先場所優勝の小結大栄翔(追手風)と対戦。照ノ富士は鋭い踏み込みで相手の持ち味の立ち合いを封じるとそのまま前へ。回り込む相手を追い込み最後はより倒し、3連勝を飾った。大栄翔は3連敗。





