貴景勝、正代と3日連続計35番「意味のある稽古」「高め合えたらいい」合同稽古

 大相撲の大関貴景勝(24)=千賀ノ浦=が18日、東京・両国国技館内の相撲教習所で合同稽古に参加し、新大関正代(時津風)と3日連続の三番稽古(同じ相手と続けて何番も取る)を行い、8勝5敗と好内容だった。

 低い当たりで一気に押し込む相撲で馬力勝ち。最後5番は3連勝を含む4勝1敗で締め息も上がらなかった。

 「いい相撲をしっかりと磨いていきたい。徐々に慣れてきた部分もある。少しずつよくなっていっていると思う」と手応え十分だ。

 3日連続で正代と計35番の熱闘。「なかなか普段できないし、一門も違うし、先場所優勝しているし、いい稽古できるように、せっかく来たので意味のある稽古したいなと思った。自分とは違う馬力だし、距離感だったり、相撲のスタイルも違う。高め合えたらいい。自分が強くなりたいので」とうなずいた。

 2年ぶり優勝を目指す11月場所(11月8日初日、両国国技館)へ向け、順調そのもの。「しっかり鍛えてやっていくしかない。とにかく11月場所に向け、体を鍛えて作り上げていきたい。基礎もしないといけないので、自分は。そこらへんの兼ね合いもある。せっかく(出稽古が)できるようになったので無駄にしないように一生懸命頑張っていく」と気力はみなぎった。

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