日本相撲協会は27日、西十両11枚目の木崎海(25)=本名木崎伸之助、沖縄県出身、木瀬部屋=が24日に引退届を提出し、受理したと発表した。師匠の木瀬親方(元幕内肥後ノ海)によると首の故障で現役続行が困難と判断したという。
首の痛みは1月の初場所で悪化し、同親方は「しびれもあり、むち打ちのような状態。真面目な力士だから、だましながら相撲は取れないということだった」と話した。
鳥取城北高時代に高校横綱に輝いた木崎海は、日大4年時に全日本選手権で3位に入り、2018年春場所に三段目100枚目格付け出しでデビュー。押しが得意で19年名古屋場所で新十両に昇進した。